不動産投資信託に投資する|リスク分散で安心ファイナンス

仕組みを確認しよう

住宅

ミニバブル前の水準です

上場不動産投資信託は不動産ミニバブルの時期に急落したものの、その後はじわじわと上昇を続けてきており、すでにミニバブル崩壊前の水準にまで達しようとしています。分配金利回りは平均で4%程度となっています。上場されている銘柄数も50を超え、物件種類も豊富になりました。当初はオフィスビルやファミリーマンションに投資をする銘柄しかありませんでしたが、今では、倉庫など物流施設に投資をするものやリゾートホテルに投資をするもの、老人ホームを保有するものなどほとんどの種類をカバーしています。ちょっと前には海外の商業施設を取り込んだ上場不動産投資信託が登場しました。今後もいろいろなタイプの上場不動産投資信託が登場する予定です。

減価償却費が原資です

いろいろな銘柄が登場しているだけに、その仕組みにも変わったケースが出てくるようになりました。上場不動産投資信託は、基本的には利益のほとんどを分配金として支払います。利益の90%以上を分配することで法人税の優遇措置を受けることができるからです。しかし、中には、利益の100%を超えて分配をしている銘柄もあります。これには減価償却費が大きく関与しています。減価償却費はキャッシュの流出を伴う費用ではありません。そのため、費用として計上されるもののキャッシュが内部に蓄積されます。この蓄積されたキャッシュの一部を分配金に上乗せして支払っているという仕組みです。上場不動産投資信託に投資をする場合には、分配金の仕組みが何かを確認しておきましょう。